背伸びして届きますか?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

ある会社を企業診断に行った時のことです。
会社のあらゆる部署に年間の会社の売上目標数値と利益率目標が
記載されたものが貼りだされていました。
しかし、部署の目標の記載はありませんでした。
また、先日支援先では
経営者から、ある部署の理想を伝えるけれど
なかなかそうならない。
と相談がありました。
皆さんもこんな場面はありませんか?
1つ目の診断先の企業は、
会社の売上・利益目標を見ても
各部署で、どこまでやれば良いのか
個人がどこまでやれば良いかは社員は分かりません。
2つ目の支援先は、経営者の理想が、今いる社員から遠すぎるとしたら
現状と理想までのステップを小刻みにした目標設定をしないと
社員は何をすれば理想の状態になるかイメージできません。
そもそも、人材の能力からあまりにもかけ離れていたら
目標に向かって行動できません。
では、どうしたら良いのでしょうか?
1.目標は分解して伝える
会社の目標だけではなく、部署や個人まで落とし込んで
何をすれば良いか具体的な行動レベルまで落とし込んでいく事が必要です。
2.今いる人材が背伸びして届く目標にする
そこにいる人が背伸びして頑張れば到達できる目標をつくって
経営者の考える理想に近づいていく、ということです。

3.目的・目標・ビジョンをセットで伝え、考えてもらう
ビジョンは、ある時点を切り取ったビジュアル、つまり動画や写真です。
会社のビジョンを達成しているときに、部署はどうなっているか、
自分たちは、どうやって働いているか
具体的なイメージがないと、行動に移せません。
社員が行動できるまで、目的・目標・ビジョンを分解する必要があります。
今日の話は、
▷会社の目標は、社員が行動できるまで分解する
▷目標だけでなく、ビジョンも分解する
▷部署の社員が背伸びして頑張ればできる目標を設定する
皆さんも一度チェックしてみては、いかがでしょうか!!
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