「任せる」ことは、「育てる」ことだけではありません。
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
プロ野球日本ハムファイターズの秋季キャンプは
新庄監督が不在でした。
新庄監督は、コーチも育てたいという思いで
各コーチに監督になったつもりでメニューを組み立てるよう
指示したとのことでした。
人は、やらないとできるようになりません。
ホメオスタシスの階段です。
詳細は、過去記事 「中小企業は事上磨錬」をご覧ください。
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人が「知らない」から、「している」まで進むには、
いくつかの壁を超えなければなりません。
実際にやってみないと、「わかる」、「できる」まで進みません。
各コーチが成長するには、実際にやってみることが大切でした。
実は、任せるということは、もう一つ効果があります。
それは「承認」です。
承認とは、相手の存在を認めたり、行動や結果を認めることです。
承認は、車で行けば、ガソリンのようなもので
多くの承認をすると、人の行動が促進されます。
承認の具体的な行動は、あいさつ、うなずきなどの簡単なことから
「相談する」「任せる」というのがあります。
任せるということは、最大の承認です。
新庄監督はコーチに任せることで
育成だけでなく
承認効果で、コーチの信頼を掴み、
行動を促進させることができたと思います。
監督就任3年目で、2位という結果をだしたのもうなづけます。
経営者の皆様は、幹部社員に仕事を任せていますか?
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