日々の仕事の中で、感謝を伝えあう
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

9月2日の記事では、
多様性のある人達が、安心して力を発揮できるようにする
(ダイバーシティ&インクルージョン)
について書きました。
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2つをやることで、
多様性のある人達が、安心して力を発揮できるようになります。
1.メンバーの考え方や行動、専門性の違いを一覧表を作成して共有する。
2.日々の仕事の中で、上司・部下がお互いに感謝を伝えあう
1.については、先日説明したので今日は、
2.を書きたいと思います。
日々の仕事の中で、皆さんは感謝を伝えあっていますか?
感謝を伝える前に実はやることがあります。
それは、名前を呼んで挨拶することです。
管理職研修などで、聴くと、
多い会社で5割、少ない会社だと2割程度の方が
名前を呼んで挨拶をしているそうです。
なぜ、名前を呼んで挨拶をするのが先かというと
名前を呼んで挨拶することは、存在承認だからです。
コーチングのスキルに承認というスキルがあります。
承認には、存在、変化、結果と3種類あります。
存在承認
ただその場にいてくれている事を承認する
存在そのものを承認することです。
変化承認
ある時点からの変化を承認します。
例えば、1週間前に比べると声がおおきくなったね。などです。
変化承認は、相手を見て、見続けていないとできません。
相手は、ずっと見てくれているんだと思います。
結果承認
行動の結果について、承認します。
ある行動への感謝やある行動に対して褒める、叱るなどです。
実は、結果承認は、存在承認、変化承認という土台があって受け取れるものなのです。
存在自体を認めてくれていて、見続けて変化を伝えてくれているので
行動に対することを言われても腹落ちするのです。
ですので、存在承認の名前を呼んで挨拶から始めることが重要です。
また、感謝を伝える組織文化が無い場合は
・サンクスカード
定期的にカードに書いて渡す仕組み・制度を作り実施する
・バースデーサークル
誕生日に、皆から、
「生まれてくれてありがとう、なぜなら○○○です。」
というのを誕生日の社員に皆から伝える
などから始めるのも良いかと思います。
多様性のある人達が、安心して力を発揮できる組織
目指して、やってみてはいかがですか?
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