成長企業の秘訣

褒めては、人は伸びない!?

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。

 社長がいちいち言わなくても、

 社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

おはようございます!

最近、朝晩がとても寒くなりましたね、

私は、冬用の布団を取り出しました。


さて、まだ暑い夏に行われた甲子園で

ベスト8に導いた、

おかやま山陽高校、堤尚彦監督の

インタビュー記事を見ました。

選手の指導について聞かれ

「褒めてほしくて打った訳じゃない。

一生懸命やろうと思っているから結果が出る

褒めては人は伸びない。褒められるためにやっていない。」

と答えていました。

私はその通りだなと思いました。

褒めるというと、

本当は認めたくないけれど、

相手のモチベーションを上げるために、

大げさに少ししかできていないことを伝える

という解釈の方が多いのです。

この「褒める」では、社員や部下の成長につながりません。

なぜなら、「できていること」と「できていないこと」が

相手の中ではっきりしないからです。

そして、この褒めるを繰り返すと、

究極には、

褒められないと仕事をしなくなります。


では、どうすればよいか、

日頃から相手をよく見ていて、

評価ではなく、他人との比較でもなく

相手をよく見て、本当に思った事を言うことです。


これが、認める=承認です。

ですから、私が研修やコンサルティングの現場で

お伝えしているのは、褒めるではなく、

認める=承認してください 

ということです。

承認の具体的な言動の上級編として

「相談する」「任せる」というのがありますが、

これが苦手な経営者、上司が多いと私は思います。

結局認められないから、

「相談」や「任せる」ことができないのだと思います。

では、どうしたらよいか、

私は、相手の強みを認識し、

強みを活かした仕事について、

相談したり、任せたりしています。

皆さんは、仕事を任せていますか、相談していますか?




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