成長企業の秘訣

8分で一区切り! 90/20/8の法則

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。

 社長がいちいち言わなくても、

 社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

読者の皆様は「武者修行プログラム」知っていますか?

大学生が地域の課題を解決するビジネスを考え、

実際に顧客に販売する体験を通じて

自分で考え自分で行動できるようになる

2週間のプログラムです。



今私は、山形県のあつみ温泉で

ビジネスファシリテーターとして

大学生がビジネスを考えるときの

サポートをしています。



先日、ビジネスファシリテーター仲間が

見に来ていたのですが、

私が、ビジネスの考え方を伝えるときに

こまめに大学生にどう思ったか考えてもらったり

印象に残った点を質問するのを見て、

印象的だったと言っていました。




さて、私がサポートしている企業の社員からは、

下記のような話をよく聞きます。

 
「蛯原さん、社長の話が長い、

 長すぎて全部が頭に残らないのです。」


経営者の皆様もありませんか?



一生懸命話を続けているのに、

集中力がなくなり本当に聴いているかどうか

分からない社員の顔を見ることありませんか?

また、せっかく社員に伝えたのに

覚えていないことありませんか?




皆さんは

90/20/8の法則があるのはご存じですか?

 
 90分 大人が集中して聴くことができる上限

 20分 大人が記憶を保持しながら聴くことができる上限

  8分 大人の脳は受け身な状態が10分以上続くと興味を失い始める


少なくとも90分以内にしないと

集中して話を聴いてくれません。



また、一度に20分以上話すということは、

社員が覚えていなくて当たり前なのです。

それを前提で話すなら構いません。

ですから、私は一度に伝えるのは

20分以内と決めています。



また、人間の脳は受け身な状態が

10分以上続くと興味を失い始めるので

8分経ったら

社員を能動的に参加させる取り組みを

入れる必要があります。



ですから、私はこまめに8分しゃべったら

大学生が能動的になるように

質問し、答えてもらう行為をしてもらいました。

聴いたことをグループでまとめて

発表させる形でも構いません。




社員が集中していないように見えたのも

覚えていないのも

経営者の話がつまらないとか

社員がふまじめだから

ではありません。



読者の方にいち早く情報開示です(^▽^)/


伝えるだけでなく聴く、訊くことは

面談ではとても重要です。

正しい社員面談は何か!

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