7:2:1の法則が中小企業を救う!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
私が会社員だった頃、今から20年ほど前の話です。
会社に教育制度がなく、
研修も受けたことがなかったのです。
管理職の知識など、
自分で本を買って読んでいました。
では、マネジメントの知識やスキルは
どうやって身に着けたのかといいますと、
実践を繰り返すことで
少しづつ学びスキルを身に着けていきました。
今思うともっと速く学べる方法があったのに!、と思います。
社会人は何から学ぶのかというと、
7:2:1の割合で学ぶのだそうです。
7割は、仕事経験、
2割は、他者からの学び、
具体的には、周りの上司・先輩・後輩を見る、
フィードバックをもらうなどです。
1割は、研修・読書などです。
そうなんです。
実は、仕事経験から学ぶのが一番なのです。
でも費やす時間を考えれば理解できます。
ということは、20年前の私は、
仕事経験から学ぶという理にかなった
学び方をしていたのでしょうか?
仕事経験から学ぶということはあっています。
その一方、仕事経験から学びを速めたり、深めたりする、
経験学習サイクルを回す取組は
意識的にやっていませんでした。
経験学習サイクルとは、
具体的経験→振り返り→教訓を引き出す→応用する
を繰り返すことです。
具体的経験
ストレッチな仕事をする
振り返り
上手くいった点、上手く行かなかった点を理由と共に振り返る。
教訓を引き出す
抽象化し他の仕事場面でも使えるようにまとめる
応用する
実際に様々な仕事場面で応用してみる
世の中で成長が速い人は
自分でこのサイクルを高速に回していきます。
大手企業の新入社員研修では、
この経験学習サイクルを身に着ける
トレーニングをしています。
中小企業は、大企業に比べると
研修時間を取ることが難しいです。
でも、この経験学習サイクルを身に着ければ、
仕事経験から速く、深く学ぶ事が可能です。
まさに、中小企業向けの成長・学びの仕組ですよね!
但し、仕事経験だけでは限界があるので
2割の 「他者との関わり」も重要です。
振り返りと教訓を引き出す部分は一人で行うことが難しく、
上司やコーチのサポートがあると進みます。
面談で部下が、この経験学習サイクルを回すことを
サポートするのが有効です。
ですから、2割の「他者との関わり」も重要です。
さらに1割の「研修や読書」も
全く新しいことを知るという点では、
とても重要です。
ですから、このコラムも継続して読んでくださいね(笑)
皆さんも意識して、経験学習サイクルを回してみてくださいね!
上手く回らない人は、お気軽にお問い合わせください(^▽^)/
私は、この経験学習サイクルを
中小企業が社内に導入して、
成長と成果を同時に手に入れるサポートをしています。
先週終了した、「正しい社員面談を仕組化して、
収益2倍と辞めない組織を手に入れる方法を
5ステップで手に入れる」
セミナーでお伝えしていました。
また、秋に行おうと思っています。
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