訊いて考えてもらうのが一番です!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
「委縮するほど怒られるって、どんな感じですか?」
の続き3回目です。
復習もかねてよろしければ、以下もご覧ください。
1回目
https://mbp-japan.com/aichi/ebi-management/column/5142177/
2回目
https://mbp-japan.com/aichi/ebi-management/column/5142506/
委縮するほど怒らずに、
相手にミスがなぜ起きたかを気づいてもらい、
そして、ミスの再発防止を考えてもらうには
どうしたらよいのでしょうか?
答えをいってしまいましたが、
本人が気づいて考えるしかありません。
上司は、そのサポートをするだけです。
1.状況の捉え方を聴く、
2.フィードバックする
を解説したので、今回は
3.改善策を考えてもらうサポートをする。
を解説します。
改善策をこちらが提示するのではなく、基本は考えてもらいます。
具体的には、
1.望ましい状態の明確化 どうなっていたら良いのか?
2.現状の明確化 今はどういう状態か?
3.ギャップの明確化 1から2になるはギャップは何か?
4.行動計画の立案 ギャップを埋めるために何をするか?
5.フォロー あなたなら、できることを伝える!
以上を順に聴いていくだけです。
もう少し詳しく解説します。
フィードバックで、現状を伝えていますので、
1.2.3はすぐに相手から出てくるはずです。
4.はもしかするとスキルや経験不足だと、
すぐに出てこないかもしれません。
しかし、すぐに教えるのではなく、
その行動計画で望ましい状態になるのかを再度聴いて、
考えさせることも重要です。
それでも出てこなければ、
考え方やフレームワークを伝え、考えてもらう。
過去できた経験から応用できることはないか聞く。
誰に聞いたら分かるのか聴く
の順番で聴いていきます。
誰に聞いたら分かるのが、自分自身であれば、
いくつかの行動案を提案して、選ばせます。
以上です。
自分で考えさせ、自分で選択させることが
本人のやる気につながりますし、
成長させることになります。
以上3回にわたりお話しましたが、
いかがでしょうか?
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