モチベーションとエンゲージメント

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。

　社長がいちいち言わなくても、

　社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

昨日は、1on1面談の研修を某企業で行ってきました。

事前の質問で面談の課題を聞いたのですが、

「部下のモチベーションをどうやって上げたら良いか分からない」

というのがありました。

世の中の多くの人は、

モチベーションを面談やコミュニケーションの手法だけで

解決できると思っているようです。

実は、面談手法やコミュニケーション手法だけでは、

モチベーションはあがらないのです。

実は、モチベーションを上げる施策の前に

やっておくべき事があります。

それは、エンゲージドされた状態にすることです。

エンゲージメントとは、

目標・信頼の組織・個人の相互的つながりの事を言います。

目標が組織と個人が合意したことを

エンゲージドされた状態と私は呼んでいます。

つまり、組織やチーム全員の個人目標と、

組織目標・チーム目標が

分かりやすく繋がっているかどうかがポイントです。

そして、目標とは業績目標だけでなく、

個人の成長目標も含まれます。

いつまでにどんな業務ができるようになっていれば良いのか

です。その結果、業績目標が達成できるからです。

さらに言えば、個人目標は自分がやりたいことと関連があるかどうかも重要です。

モチベーションを上げるには、

大前提としてエンゲージドされた状態が必要です。

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