成長企業の秘訣

Society 5.0ーともに創造する未来ーの人事制度

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。

 社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる

 組織作りのコツをお届けします。


前回は、新たな働き方時代に突入していることについて書きました。

Society 5.0ーともに創造する未来ーの働き方|蛯原健治 (mbp-japan.com)




今回は、新たな働き方時代の人事制度について書きます。




ちなみに新たな働き方時代とは、

日本型メンバーシップ型雇用からの脱却

世界の標準に近づいていく、だけです。




私がよく行くベトナムでも、基本はジョブ型雇用です。

下記が前提となります。


・経営戦略実現のための責任(仕事)と人を明確にする


・労働力の移動が前提(緩やかな解雇規制)


・労働者個人の自主的・自立的キャリア形成

(スペシャリスト型キャリア形成)


・職種やキャリアの異動で労働条件は変更する


・外部競争力




従来のメンバーシップ型ジョブ型を比較してみます。


○等級は、ヒト基準(保有能力)

→仕事責任(責任や職務や役割)に!


○賃金は、年功給(年齢・勤続等)

→職務給→責任級、職務給、役割給に!


○評価は、処遇目的(昇給や異動の判断)

→組織目標の達成と浸透、人材開発目的に!


○昇給・賞与 人事制度の仕組みで決定 

→事業部長やマネジャーが決定!



もちろん、実際に行うときには

一度に変えるのではなく

今ある制度をジョブ型の人事制度に移していく

移行期間を設ける必要があります。




また、人事制度は、ビジネスモデル組織ビジョン

合わせて作る必要があります。




時代が変化し、2025年4月からは、

自己都合退職の失業給付が2か月後から

1か月後に変更になることが決まっています。




z世代の働き方の考え方も大きく変わっている中

人事制度もこれらにあわせて作っていく必要があります。




しかし、この人事制度を運用するために必要な

組織マネジメントのソフトな仕組みが必要なんです。




これは、次回をお楽しみに!




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