そこの社長!、部下の働きを邪魔してませんか
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

WEBの記事を読んでいたら
興味深いタイトルを見つけました。
【松下幸之助が教える「部下に働いてもらうコツ」
全然できてない会社が多すぎるだろ…】
読み進めると
「部下に大いに働いてもらうコツの1つは、
部下が働こうとするのを、邪魔しないようにするということだ
(『商売心得帖』PHP文庫)」ということでした。
11日の中日ドラゴンズと阪神の戦い
ノーアウト 1,2塁でバッター カリステ
今の中日の中では、ヒットを打ちそうな選手です。
監督の指示は、バント 見事に失敗しました。
日頃、バントの練習をどれだけさせているのでしょうか?
また、2アウト満塁 バッター高橋 ベテランの域に達するバッター
ノーストライク・2ボールで
監督の指示は打て、
来たボール球を無理やり打って
3アウト
見逃せば、3ボールです。
次は、相手ピッチャーはストライクを投げなければいけません。
ベテランに考えさせずに打て!の指示
私には、選手の働きを邪魔しているとしか思えません。
では、なぜ、こういう指示がでてきたのでしょうか?
点が取れていなくて、連敗が続いているので何かを変えなければ
と監督が思っているのではないでしょうか?
無策だとマスコミからも叩かれていますし…
結果を出さないといけない、
監督のプレッシャーは相当のものだと思います。
しかし、私から見れば、
監督は分析や戦略が得意ではないように見えます。
そんな監督が指示したら……。
選手の邪魔をするだけです。
いつも社長が考えて指示を出している会社のOKRの支援をしていました。
社長が出張中なので、皆で考えなければいけません。
各部署の目標と会社全体の目標の整合性や
各部署間の目標のつながりを話していました。
話している中で、この会社の何を変えなければいけないのか
熱心に議論をしていました。
粗削りですが、完成しました。
もしかしたら、社員が考え話し合う時間を奪っていたのは
社長かもしれません。
他の会社でもよく言われます。
蛯原さん、
「社員達は、私が思うより考えがあって話し合えるんですね。」
私は言います。
「そうですね。こういう場を社長が作ってこなかっただけですよね!」
社長が社員のためにやっていることが
実は、社員の邪魔をしていることもあるかと思います。
少し振り返ってみませんか?
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