アクションラーニングの課題の決め方
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

前回、中小企業はアクションラーニングが必要だ!
という話を書きました。
今日は、
「アクションラーニングの課題の決め方」
について書こうと思います。
1.経営者と経営幹部から聴きだす。
2.聴きだした経営課題の中から、下記の5つの条件を満たす課題を選ぶ。

初めてアクションラーニングを導入するところは
緊急性が3番目のものを選ぶようにしています。
緊急性が高すぎると、学びの要素を取り入れることができないからです。
一方、緊急性が低すぎると、日々の仕事の後回しになって
取り組みが進まない場合が多いです。
経営者が考える緊急性と現場が考える緊急性と
両方の視点から、考える必要があります。
3回から6回の経営者や経営幹部との打ち合わせが必要になります。
アクションラーニングが上手くいくかどうかは
アクションラーニングの題材設定で決まります。
かなり昔のことですが
実は、私、一度失敗しております。
慌てて、アクションラーニングの課題を設定したものの
現場での緊急性や重要性が低すぎて
一向に取り組みが進みませんでした。
経営者の望む成果も出ず、コンサル支援も終了となりました。
そこからは、アクションラーニングの課題の設定も上手くいき
二度と失敗していません。
あの失敗を糧にして、今の自分があります。
ですから、アクションラーニングの課題設定は
慎重に進めてください。
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