成長企業の秘訣

<2024.09 おすすめ記事!>Society 5.0ーともに創造する未来ーの働き方

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。

社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



昨年9月に公開し、特に人気の高かった記事を今回特別に再掲します。
時期を問わず活かせる内容になっていますので、この機会にぜひお読みください。

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先週、今年度2回程お仕事ご一緒した、入社4年目のAさんから
退職のご挨拶がメールで届きました。

 入社3年が過ぎ、自分のこれからのキャリアを考え
 次のステップに移ります。


とのことでした。



実は、初めてお会いした時に質問しました。

なぜ、この仕事を選んだのか?」と。



それを聞いていたので
びっくりでもあり、納得でもありました。

なぜ、納得なのか?

私の質問にヒントがあります。



私は、
「この会社」 ではなく
「この仕事」 と聞いています。

では、私は、なぜ、
「この会社」 ではなく
「この仕事」 と聞いたのか?



今から8年前、経団連が日本政府に提言し
2016年に閣議決定された「第5期科学技術基本計画」の中で、
日本が目指すべき未来社会として
Society 5.0ーともに創造する未来」が提唱されました。



これは、
「サイバー空間とフィジカル空間を⾼度に融合させたシステムにより、
経済発展と社会的課題の解決を両⽴する⼈間中⼼の社会」と表現しています。
キーワードは、SDGs、AIなどです。
詳細は、「Society 5.0ーともに創造する未来」で検索してみてください。



その中で、従来の雇用慣行(メンバーシップ型)について、
次の3つの理由からその変革の必要性が提言されていました。



1.今後、組織が変化に対して柔軟に対応し、新たに価値を
生み出していくためには、多様性を尊重し、積極的に活用していく
必要があること(※同質性から脱却しなければならないこと)


2.これからの組織は、多様な背景と価値観からなるチームで
力を発揮することが求められ、そのようなリーダーシップを
育てる必要があること


3.これらを実現するためには「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
の時代に有効に機能していたメンバーシップ型雇用システムを改め
「就社」から「就職」への転換を図る必要があること
と書いてあります。

3のメンバーシップ型雇用の特徴は
採用=就社 企業主体のキャリア形成
終身雇用、年功序列です。



では、どうすれば良いのか。
それは、
ジョブ型雇用になっていきます。



ジョブ型雇用の特徴は以下です。
・多様な人材の採用
・社員自立のキャリア形成
・多様な雇用形態・働き方
・多様な処遇制度



冒頭のAさんの退職は
今までのメンバーシップ型雇用ではなく
ジョブ型雇用で考えれば納得のいく形でした。



Aさんは、

「地域の活性化につながる仕事をしていきたい」

と話していました。



地域の活性化につながる仕事であれば
別にこの会社以外でも選択肢はたくさんあります。



改めて、私のビジョンである
「中小企業がチームビルディングを当たり前にできる世の中に」は、
このジョブ型雇用時代の組織づくりを前提に描いたものです。



多様な人材で成果を出すためには、
・チームビルディング 個の長所を最大限に活かす組織づくり
・人材力×組織力×関係力の3つの力を高めること

が必要です。



ですから、このチームビルディングの知識とスキルを
皆様に提供しています。



人材力を高めるために最初にやるのは
効き脳診断で自分の脳の利き、を認識することです。




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