丸投げと任せ方の違いは何?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。

経営者は、忙しいですよね。本当に。
忙しい中で上手くやっている経営者、管理職もいれば、
いつもバタバタしている経営者や管理職を
これまで何人も見てきました。
また、実際私も部下を初めて持った時には
いつもバタバタしていました。
忙しい中で上手くやっている経営者は、
教え上手、任せ上手、
そして、育て上手だと思います。
人が育てば、組織でできることが広がり
また、経営者ができることが
より未来志向になるので業績が良くなり、
ビジョン達成に近づきます。
今日は、「任せ上手」について
書きたいと思います。
皆さんは仕事をどうやって任せていますか?
私をはじめ昭和の人間の任せるは、
主に丸投げだと思います。
自分が初めて部下を持った時は、
丸投げでしたから、よく分かります。
任せるのも立派なスキルですが、
昭和の人間は任せ方など習っていません。
では、どうやって仕事を任せれば良いでしょうか?
ステップ0
:相手の能力を自分と部下が把握できている
任せる仕事を教えていて一人でできることが前提です。
もちろん、応用すればできる事でも構わないと私は思います。
ステップ1
:期限が伝わっている
経営者の優先順位と部下の優先順位は違います。
正確に期限を示すことが重要です。
ステップ2
:重要度の優先順位伝わっている
経営者の優先順位と部下の優先順位は違います。
任せる部下の仕事の中で、任せる仕事は
はどれぐらい重要度(影響の大きさ)かを
すり合わせます。
ステップ3
:全体像・目的・背景が伝わっている
任せる仕事が組織の中でどのような位置づけ
になっているか。
なぜ、その期日でなぜその重要度ななのか。
ステップ1と2の理解促進にも繋がります。
ステップ4
:レベルが伝わっている
部下に合わせて、やってもらいたいレベルを
示します。
レベルの掛け違いが、仕事のやり直し、
手直しを招きます。
ステップ5
:関わり方が伝わっている
任せた事を終わるまで何も部下に関わらない
これを丸投げと言います。
部下の能力や仕事の忙しさに合わせて
関わり方を変える必要があります。
実行して分からないときに、タイミングよく部下が質問できる、
もしくは適切なタイミングで上司が声を掛けられる状態を
上司側が設計しておく必要はあります。
以上が任せる時のステップです。
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