成長企業の秘訣

Society 5.0ーともに創造する未来ーの働き方

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。

 社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる

 組織作りのコツをお届けします。



先週、今年度2回程お仕事ご一緒した、入社4年目のAさんから

退職のご挨拶がメールで届きました。

 入社3年が過ぎ、自分のこれからのキャリアを考え

 次のステップに移ります。

とのことでした。


実は、初めてお会いした時に質問しました。

「なぜ、この仕事を選んだのか?」と。

それを聞いていたので

びっくりでもあり、納得でもありました。


なぜ、納得なのか?


私の質問にヒントがあります。


私は、

「この会社」 ではなく

「この仕事」 と聞いています。


では、私は、なぜ、

「この会社」 ではなく

「この仕事」 と聞いたのか?


今から8年前、経団連が日本政府に提言し

2016年に閣議決定された「第5期科学技術基本計画」の中で、

日本が目指すべき未来社会として

「Society 5.0ーともに創造する未来」が提唱されました。

これは、

「サイバー空間とフィジカル空間を⾼度に融合させたシステムにより、

経済発展と社会的課題の解決を両⽴する⼈間中⼼の社会」と表現しています。

キーワードは、SDGs、AIなどです。

詳細は、「Society 5.0ーともに創造する未来」で検索してみてください。


その中で、従来の雇用慣行(メンバーシップ型)について

次の3つの理由からその変革の必要性が提言されていました。

1.今後、組織が変化に対して柔軟に対応し、新たに価値を

生み出していくためには、多様性を尊重し、積極的に活用していく

必要があること(※同質性から脱却しなければならないこと)

2.これからの組織は、多様な背景と価値観からなるチームで

力を発揮することが求められ、そのようなリーダーシップを

育てる必要があること

3.これらを実現するためには「ジャパン・アズ・ナンバーワン」

の時代に有効に機能していたメンバーシップ型雇用システムを改め

「就社」から「就職」への転換を図る必要があること

と書いてあります。


3のメンバーシップ型雇用の特徴

採用=就社 企業主体のキャリア形成

終身雇用、年功序列です。


では、どうすれば良いのか。


それは、

ジョブ型雇用になっていきます。


ジョブ型雇用の特徴は以下です。

・多様な人材の採用

・社員自立のキャリア形成

・多様な雇用形態・働き方

・多様な処遇制度


冒頭のAさんの退職は

今までのメンバーシップ型雇用ではなく

ジョブ型雇用で考えれば納得のいく形でした。


Aさんは、

「地域の活性化につながる仕事をしていきたい」

と話していました。


地域の活性化につながる仕事であれば

別にこの会社以外でも選択肢はたくさんあります。


改めて、私のビジョンである

「中小企業がチームビルディングを当たり前にできる世の中に」は、

このジョブ型雇用時代の組織づくりを前提に描いたものです。


多様な人材で成果を出すためには、

・チームビルディング 個の長所を最大限に活かす組織づくり

・人材力×組織力×関係力の3つの力を高めること

が必要です。


ですから、このチームビルディングの知識とスキルを

皆様に提供しています。


人材力を高めるために最初にやるのは

効き脳診断で自分の脳の利き、を認識することです。


経営者・後継者限定で、効き脳診断を無料で実施します。

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次回は、このジョブ型雇用時代にあった

評価制度とは について、書きたいと思います。




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